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ワークライフバランスとライフプランのバランス

皆さん、働き方改革と聞いて何を最初に思い浮かべますか?在宅勤務、リモート会議、Job型雇用…昔ながらの全員がオフィスで作業し会議してという勤務形態から解放されたと思うのではないですか。そして、仕事一辺倒であった生き方ではなくとプライベートも大事にする人生が生きている意味だと考えるようになって、ワークライフバランスという言葉が錦の御旗で社会全体がそれを意識した仕組みに変わったと思います。

しかし考え無ければならないことがあります。最優先で考えるのは人生設計(ライフプラン)です。自分の将来のイベント(あえて記載しますが、進学・就職・昇進・結婚・家族・住まい・子供の進学・・・)をいつ迎えるかを考えておかなければ、なるようにはならないのです。そして、ライフプランには、必ずマネープランが必要になります。イベントにはお金がかかるものです。いくら必要なのかを試算しておかなければ、その時が来た時にどうしようなくなり、ライフプランのイベントは崩れてしまいます。マネープランを立てると厳しい現実を認識するかもしれません。しかし、マネープランを実現するために何をするかを早めに考えることは重要です。貯蓄の計画や資産運用等まずは正しい知識を学びましょう。そして一番やらなくてはならないことは、収入を増やすことです。つまり、自分の価値を上げて、それに見合った対価を受け取ることです。そのためには、キャリアアッププランを立て着実に行動する他ないのです。そして働く状況においてワークライフバランスを考えて働くのです。

ワークライフバランスを意識することで、仕事やプライベートでのストレス解消やモチベーションの充電に繋がり、その効果で仕事の成果があがりキャリアプラン達成に近づくという好循環になります。自分に合ったワークライフバランスを考えるときに、自分のワイフプランを達成するのに合致する働き方でなくてはなりません。

私は、常にプライベートを大切にすることがワークライフバランスだとは思いません。自身のキャリアを考えたときに、ここは100%仕事に集中する状況だとか、今後数年か子供の教育費が増加するので、その前に昇進して給与アップをしておかないといけない。その為にプライベートは我慢して、積極的に会社や組織に関わろう。ライフプランやキャリアプランの中で、エンジンをフル回転させなければならない時期があると思います。そして、そこで結果を出すことでライフプランが結果的に達成されるのです。たまにプライベートをもっと優先させる時もあるでしょう。ワークライフバランスは、その時々の仕事とプライベートを両立させることだけではなく、長い時間軸で考えたときのバランスも必要なのです。人生の長い時間を俯瞰して、今取るべきバランスを考えてください。



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