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社員研修第一回開催に感じたこと

システム開発会社の社員研修と言えば、どうしても技術研修を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。私はエンジニアにはソフト面のスキルが重要だとか投げています。プログラムを作成する業務であっても、指示に対する確認や仕様に対するQ&A、そして進捗・課題(対応)報告等、様々な場面で対人関係構築や課題解決等の能力が必要となります。また、指示待ち人間ではチームで成果を出すプロジェクトにおいてはマイナス要素になってしまいます。

自主的な言動ができるエンジニアであれば、問題課題発見も早く、我々が必達である品質確保*納期遵守を実現できるプラス要素になります。

以上のことから当社は、技術研修ではなくビジネスマインド研修を開催しました。

初日開始早々、笑い声が絶えない雰囲気、メンバ間の違和感も無く、闊達な意見が飛び交って、上々の滑り出しでした。当社でこれからいろいろチャレンジしていく体制の基盤はできていると感じ嬉しくなりました。

今まで漠然としていた社員自身の成長意識を言葉にし、他者に伝えることで、実は何も具体的な計画になっていなかったことに気づいたことでしょう。

目標を達成するには、しっかりとした目標設定と具体的なゴール設定が重要です。そして確実に実行すること。このことが各自の習慣となり、当社の風土となることは一朝一夕にはできるものではありませんので、継続的に意識付けと定着化に注力していきます。

研修の中で「現状維持バイアス」(現状を維持しようとする心理作用 のこと)という変革へのマイナス効果を学びました。しかし、私には「変革なんかできるわけない」とか、「変革なんてどうせ無駄」というもっと強力な負のバイアスが存在していると思っています。今当社は、研修の実施、各種制度の制定、パートナー活用の拡大、新規ユーザ開拓、上位スキル習得など改革へのチャレンジを始めています。「改革できないバイアス」は払しょくして、全員参加で改革に拍車をかけていきます。

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