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社員研修第二回開催に感じたこと ― 評価について ―

先回に続き闊達な議論ができたと感じました。研修では目的のための目標について学びました。自己成長における目標(スキルアップ)がテーマでした。そこで、スキルはどう評価されるのか、つまり評価されるスキルとは何かについて私が感じていることをお伝えします。

我々のIT業界におけるスキルを評価するうえで、いくつかの視点があります。それは

1.「希少性」

2.「再現性」です。

「希少性は」は、自身が余人をもって代えがたい存在であることを意味します。つまり、ITエンジニアやPMの分野で深い知識と実践経験を有している人財であるということです。しかしながら、どれだけ深い知識や経験があっても、ビジネスにおいてそれが有効でなければなりません。ビジネスで有効とは、市場ニーズがあるか否かです。ニーズがあり希少価値を有してれば市場で高い評価を受けます。これが「希少性」です。

次に「再現性」です。「再現性」とは、過去の成功実績と同じ結果を再度実現できるスキルを言います。過去の成功事例において、“看板力=会社の力が強い”や“リソースが優秀=PM/PLやメンバの指示や指導が適格、それに則って仕事をした”であれば、プロジェクトの環境(他律要員)で成果が左右されてしまい、成功を再現することはできません。「再現性」おいて重要なキーは「プロセス」です。①どんな環境で、②どんなメンバで、③どんな課題があった中で、④どう行動してきたかという「プロセス」が本人のスキルを評価する重点となるのです。

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